ブログトップ

ナースなロンドン ~Nursing in London~

nurselon.exblog.jp

Londonの闇~Copy Cat Criminal~

昨日の日曜日は、いつも通り働いていました。
うちの病院にはHEMという、
外傷専門のヘリコプター救急隊がいるのですが、
夕方からひっきりなしにヘリコプターが発着していました。
そのうち、うちのヘリではない、Essex州のHEMのヘリも来たりして、
「今日はHEM大活躍だねー。」
などと同僚と話していたのですが…。

ロンドン北部で暴動、放火や略奪も

4日に警察により射殺されたとされているマーク・ダガン(29)の事件に抗議するため、
6日にTottemham警察所周辺で抗議デモが行われた。
それに便乗して、暴動が発生して、バスや、警察車両などが炎上。
暴動に便乗して、Tottemhamだけでなく、各地のショッピングセンターなどで、
窓ガラスが割られ、略奪が行われた。
昨日7日も暴動が続いた。Brixtonなど、南ロンドンにも広がっている。

東ロンドンに住んでいて、ギャングの問題は避けて通れない。
働いている病院にも、ギャング犯罪の負傷者が入院してくることがある。
ギャングがかかわる銃犯罪の場合は、
復讐のために相手側のギャングが襲ってくることがあるので、
機関銃で武装した警察官が、
病棟の3か所の入り口と病室を警護することもあるのだ。
道を歩いていても、
いわゆるフーディーズと呼ばれる、ギャングの集団、
(パーカーなどのフードを深くかぶった若者の集団)はよく見かけるし、
同僚の黒人男性は、
行く地域によっては、パーカーなどは絶対に着用しないと言っていた。

昨年11月の大学学費値上げのときのデモといい、
平和的にデモをすることは、もうできないのだろうか?
今回のデモも、もともとは、
警察とIPCC(独立した警察の調査機関)が、
マークが射殺された時の情報を家族に公開しないことに対する抗議だったはず。
それが、一部の暴徒に利用されてしまった。

美しい、楽しいだけではないLondonの
暗い一面が浮き彫りになった気がする。

銃で撃たれて、視力を失い入院していた若者の一言が忘れられない。
「病院を出たら、俺を撃ったやつを見つけ出して、絶対同じようにしてやるんだ。」と。
負のサークルは続く…。
[PR]
by mango55mango | 2011-08-08 17:48 | London生活 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://nurselon.exblog.jp/tb/16702096
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by Saori at 2011-08-10 22:52 x
こんにちは~ほんと暴動こわいね、このあたりも昨日はショッピングモール、大型スーパー共に3時で閉店、映画館は閉館してたよ。
負のサークルって納得。
これって終わることなく続くんだよね、、、誰かが終わらせようとしてもきっと難しいんだろうな。
最近子供の話題を友人としてて、このままロンドンに住み続けるのは怖い、ってよく話に登るよ。
子供がギャングに加わる訳じゃなくても、巻き込まれて、、、ってあるからね。
田舎に引っ込みたいなーと真剣に考えてます。
Commented by mango55mango at 2011-08-11 01:48
Saoriちゃん
うちの前の通りはほんとに騒がしいよ。
相棒はきのう、Officeが早く閉まったとかで、早く帰ってきました。
負のサークルって、それだけじゃなくて、政府のもろもろのカットで教育の機会を失った子供たち、そして、またその子供たち世代と、どんどん続いていくのだと思うのよね。
暴動はLondon以外にも広がっているし、Londonじゃなくてもまきこまれるときはまきこまれるだろうな、というのが私の感想です。
<< きたー!!!イチゴ祭り。 Cherry Orchard ... >>