アダプテーションコース時代に使っていた教材を紹介したいと思います。
まずはこのふたつ。
Everyday Einglish for Nursing
この本はイギリスでアダプテーションを受けたほとんどの日本人が持っているんじゃなかろうか?
日本でも上のリンクからアマゾンで買えます。
NHSの歴史から始まって・・・
英語だけではなく、
患者さんの実例を挙げて、イギリスではどんな風に看護されているのかも分ります。
もうひとつのファイルになっているのは
Skill for Lifeという、生涯学習のウェブサイトから取り寄せたもの。
しっかりしているのに、タダでした。
私にとっては非常に難関だった、入院時のインタビュー(病歴聴取)のやり方。
これは非常に役立ちました。
患者さんの具合が悪くなったときに、どうやって、ドクターなどとコミュニケーションをとるのか、など。
非常に実践に即した教材です。
CD付です。
こちらは今でも取り寄せられるかは不明です。
http://www.skillsforlifenetwork.com/embedded-learning-materials-launch-events
こちらにまだサイトはありますが、2006年から更新されていないような・・・。
日本からの取り寄せは、ちょっと無理でしょうね・・・。
こちらは、実際にアダプテーションを始めてから配られた本。
Essential Nursing Skills
要は、看護実技の教材です。
こちらも、ほとんどの看護実技を網羅していて、分りやすいです。
英語でこれなんていうんだろう?というのも分りますし。
Neurosurgeryに配属されたので、
Glasgow Coma Scaleを必死に勉強した後が・・・。
このほかにも、日本で勉強していたころには、
紀伊国屋書店で色々探して、
医療用語のボキャブラリー本や、脳単なんて本も試したりしましたが、
ただ暗記するって私には無理でした。
これらの本は、状況を想像しやすい分、読みやすかったです。
アダプテーションを始めたころの私の英語力は、というと、
日常会話にも時々困るくらいでした。
挨拶や、買い物なんかは問題なかったけれども、
友人たちがパブでふざけあってるのも???ってよくなってました。
電話が特に怖くて、本当に何を言われているのかがよく分らず、よく同僚に回してましたね。
入院を取るのも、すごく時間がかかって、いっつも電子辞書をポケットに入れていました。
ついたあだ名がMiss Gadget(小さい機器なんかをガジェットというので)。
自分で、これらの本で勉強したのはもちろんだけれど、
やっぱり現場には相当鍛えられましたね。
本で勉強するのはもちろん前提ですが、
自分で切羽詰って困らないと、やっぱり上達は難しいように思います。
とにかく実践あるのみ!!!
でも、日本にいたら難しいですよね。
うーん。