World Press Photo 2012のエキジビションに行ってきました。
サウスバンクセンターのRoyal Festival Hallのロビーで行われています。
ほぼ毎年、偶然に見ていたエキジビションですが、
今年はこのためにお出かけしてみました。
というのも、
☆この写真を広告で見たからです。
雑誌、新聞などで何度も見た有名な写真ですが、
自分の中で3.11の記憶が薄れていくのを感じていたので、
この機会にもう一度見てみたくて出かけました。
インターネットでも、全ての受賞作が見られますが、
大きなパネルで見る写真は迫力が違いました。
パネルの前で涙が止まりませんでした。
もうひとつ、私が泣いてしまった作品はこちら
☆。
かなりショッキングな写真もあり、決して楽しいだけのお出かけではありませんでしたが、
色々と見つめなおすよい機会となりました。
折りしも両親が、つい先日、南三陸町のホテル観洋に出かけました。
被災地で、津波の爪あとを生で見てきたのです。
ホテルの被災時の様子をつづった記事はこちら
☆。
寄付ももちろん大切だけれど、実際に被災地に出向いて、
お金を使うことが復興につながるとの考えで、
ホテルに泊まり、温泉に入り、お土産をいっぱい買ってきたそうです。
仙台から出ている無料シャトルバスを利用したそうですが、
バスの車窓からの眺めはそれはショッキングだったそう。
「何にもないの!!!」
町が高台に異動予定だそうで、もとあった町の場所には本当になにもないとのこと。
次回の一時帰国ではぜひ被災地を訪ねてみたいと思います。
そして、3月には、またチャリティーのフリーマーケットを開こうと決意を新たにしました。
寄付ももちろんですが、忘れないことがいちばんの支援なんじゃないかな、と思います。
エキジビションは11月27日まで。
毎日23時まで開いています。
無料です。
Southbank Centre