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ナースなロンドン ~Nursing in London~

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イギリスにおける離婚~不倫で慰謝料はもらえるか~

不穏なタイトルです。
別にうちの相棒が今不倫してるとか
私が不倫してるとかじゃないですから!

この記事がすごすぎるぅ!!!


妻が浮気相手に慰謝料を求めた裁判で
枕営業だから慰謝料は支払わなくていいという判決が出たそうです。
これが日本の裁判所の判決だってことがすごい!!!
ありえない!!!
しかも、7年も続いた関係だってよ。
日本ってある意味すごい国だねー。

しかし、日本では不倫=慰謝料という常識がついて回っていますが
こちらイギリスではそうとは限りません。






もちろん、離婚時に夫から妻へお金が支払われる事はあります。
が、それはあくまで財産分与という形です。
ポールマッカートニーとヘザーミルズが離婚した際
日本では慰謝料50億などと騒がれましたが
実際は財産分与と子供への養育費。
というのも、こちらでは結婚をしたら
夫婦の財産は半々
という事になるのです。
離婚時には結婚前に2人の財産にいくら差があろうと
財産は半分半分にわける
というのがタテマエなのです。
ただ、ポールのように恋多き
ものすごーい資産家(推定1000億以上とも言われる)たちは
いちいち半々にしてたらすごい事になるので
まあ財産の何%かを譲るよ、という事になります。
で、この何パーセントになるのかってとこでたいていもめるので
離婚訴訟になるわけですね。

結局へザーは彼の財産の7%だったか?を手に入れたわけですが
この離婚騒動のおきた2008年あたりから
イギリス経済が斜陽になり始めて就職難が始まったため
”就職できなければ、お金持ちと結婚して離婚すればいい!”
なんてことが雑誌や新聞に書かれたのも
このころの話。

彼らの離婚の原因が不倫だったかは定かではありませんが
(原因を発表しない事が財産分与の条件だった)
不倫だったらもっとお金を踏んだくれていたのでしょうか?
ポールのような資産家であれば
へザー側の弁護士がそこをもっとつついて
財産分与のパーセンテージを上げることができるかもしれません。

しかーし、分ける財産がそんなにない一般人で
夫が浮気をして財産が転がり込んでくる事があるのか?

友人の経験談によると
イギリスでは浮気が離婚の原因として糾弾されにくい
ということです。
それよりも、なぜ夫が浮気に走ったのか?
それ以前に夫婦生活が破綻していたのではないか?
というところに重点が置かれるらしい。

さらに、もし妻のほうに結婚前からの財産があった場合。
浮気されて離婚するにもかかわらず
その財産も半分に分けなければならない!
という自体にもなりうるそうだ。
まあ、これは夫側が財産の分与を求めてきた場合であって
何もいってこなければそのままではあるが
権利はあるってことですよ。
要は、浮気されたのに離婚するとなったらこっちがお金払うってこと?
そんなばかなー!!!

例えば夫婦名義の家があって
購入時に妻が70%を支払っていた。
離婚時に財産の折半を求められた場合
離婚の原因が浮気だろうとなんだろうと
その物件の時価の50%を夫が受け取る権利があるのだ。
浮気夫が財産分与の裁判を起こしたら
妻はそこに住み続けるなら時価の50%の支払いをするか
その物件を売って折半するか
という事になる。

ぎゃー、こわい!
これから結婚されるかた。
自分のほうがお金持ちなんだったら
Prenuptial Agreementを入れておくことをお勧めしまーす。
結婚前に離婚時の財産の分け方をあらかじめ決めておいて
サインする事です。



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by mango55mango | 2015-06-12 04:07 | London生活 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ai at 2015-06-13 04:58 x
日本って。。。どこか狂ってるよね、全く。呆れた。
Commented by mango55mango at 2015-06-25 21:29
aiちゃん
ほんとだよね、狂ってる!
↑の記事もちょっと狂ってるっぽい♪
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