忘れもしない、2004年4月30日。
Open Dayに参加した。
会場には100人くらいはいただろうか。
こんなのが2日間もあるんだ。
ということはこの倍。
唖然となった。
競争率は思ったよりずっと高い。
でも、不思議と怖気づくことはなかったな。
最も多いのはアフリカンだった。70%が黒人だったと言ってもいい。そ
のほかに白人のヨーロピアンが少々と、中国人が2人に、日本人が他に1人いた!
午前中はアダプテーションコースに入るまでのプロセスと、そのためにはどんな資質が必要かということを説明された。
午後は、簡単な英語のテストと、Drug Calculation Test、要は、4㎎処方された薬を2㎎錠で投薬するには何錠必要か?といった簡単な計算のテスト。
日本人にはまったく簡単すぎるようなテスト。
でも、これでみんな苦戦しているのだ。驚いた。
英語は簡単なエッセイを書くものだったと思う。
いくつかテーマが用意されていて、私は、日本と英国の看護の違いについて、という題を選んだんじゃなかったっけ。
このテストに合格して、初めて面接に呼ばれると言うことだった。
結果は2週間後。
帰りのチケットは捨ててもいいと思っていたけれど、どうも、あの人数の多さじゃ、とてもすんなりコースには入れるとは思えなかった。長丁場になりそうだ。
ここは一度日本に帰って、とりあえず1年、英語学校の学生として入国しなおすのがいいんじゃないかと思い、いったん帰国した。