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ナースなロンドン ~Nursing in London~

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ちょっとした不満

私は不満なことがあると黙り込むたちだ。
こっちに来てからその傾向が強くなったように思う。
まず、英語がすぐに出てこないのと
最近は英語は出てきても、湾曲な言い方を考えるのが面倒くさくて
ついつい黙り込んでしまうのだ。

これって
すごくまずいことだと思う。
言わなかった不満は
心の片隅に黒い点になって染みついていく。
今は小さな点でも、重なれば大きな穴となって心をむしばんでいくと思う。

第一、黙り込んでも、不満だという雰囲気は思いっきり出ているもので
場の雰囲気が悪くなるのだ。
それなら、その場で不満なことを伝えて、解決策を見出して
すっきりした方がお互いのためにいい。

と思っていても、今日もやってしまった。

ちょうど夕飯時とWinbledonのスポーツ中継が重なったのだ。
TVを見たい相棒、いい天気なのでご飯をバルコニーで食べたい私。
しかも、今日は手間暇かけたラムの香草焼きなのだ。
せっかく作ったディナーをTVの片手間に食べてほしくない・・・。
そもそも私はTVを見ながらご飯を食べるという習慣がないのだ。
実家の父がご飯中は集中してご飯だけという方針だったので。
相棒も一応「Do you mind?」と聞いてきたものの
「No!」とツンとして答えてしまった。
結局彼は居間でTVを見ながら
わたしは一人バルコニーでラムを食す。
一人で食べても全然おいしくないし、むっとしてるから味がしない。
散々なディナーになってしまった。
それがまた悲しくて、それからも無口になる私。
なんだか1日損をしてしまった気になる。

小さい不満は小さいうちに解決するべし。
今日の教訓。
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by mango55mango | 2008-07-01 07:46 | London生活 | Comments(4)

看護の道いろいろ

昨日の夜勤でNimaと一緒になった。
ソマリア人の彼女は幼いころにイギリスに来たので
完全にネイティブスピーカー。
若くて、かわいくて、お洒落で、ナイスボディーで
言いたいことをはっきりと言う。

最近、病棟のF Gradeに空きが出て
イギリス人のJenに決まったのだけれど
Nimaは申し込まなかったの?
と聞いてみた。

そしたら
彼女は他に狙っているポジションがあるらしい。

病院にCCOTというチームがある。
Critical Care Outreach Teamの頭文字をとって
シーコットと呼ばれる。
ITU出身の看護師から成るチームで
常に2~3人で行動する。
ITUに所属しているけれど
病棟の枠を超えて活動しているチーム。
基本的にITUから病棟にStep Downした患者の
アフターケアを中心に活動しているが
救急時のクラッシュコール2222をすると
まず駆けつけるのもCCOTだ。

今回、Cardiac専門のCCOTができるらしく
Nimaはそのトレーニングポジションを狙っているとのこと。
2年間Band6の枠でRCN(Royal College of Nursing)で働きながら勉強し
その後はBand7のポジションが訳されているんだって。
勉強中も給料は全額支払われると。

決断が速くて(時々えーっ?っていう決断のときもあるけど)
物事を白黒はっきり付るNimaにはCCOTはうってつけかも。
2年間の修業は大変だけど
その間も給料はしっかりもらえるし。

イギリスはそういうところがすごいな~とおもう。
看護の分野が細分化されていて
やりたいことがはっきりしていれば
その道を極めることができる。
しかも、まずポジションについてから勉強することが可能。
コースに行くことを約束されて、採用されるから
給料をもらいながら勉強できて
学費も職場が持ってくれるってわけ。

こっちで働き出して3年。
最近考えることが多い。
私は何になりたいんだろう?
今の病棟で偉くなりたいという思いは全くない。
スペシャリストになりたい気もするけれど、どの分野で?
Neuroに関連するものとして一般的なのは
EpilepsyかPerkinson、MSなどの難病系?
もしくはNeuro Oncology?
どれもピンとこない。
周りはどんどん変わっていって
私はスタッフナースのままずっとここにいるのだろうか?

日本でNeuro Rehabilitationで働いていた頃
毎日やりがいを感じていたなあ。
患者さんを地域に帰すのに
看護の力がものすごく有効だって感じていた。
やりたいことと言えばそれだけど
イギリスで可能だろうか?
英語であのアレンジメントをすべてやる?
患者さんやMDTと対等に渡り合えるだろうか?
そもそも、まず、うちのトラストにRehab Unitがないのだから
Work Permit込みで転職を考えなければならない。

今すぐ答えを出す必要はないけれど
いろいろと考える時期が来たようだ。
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by mango55mango | 2008-07-01 05:45 | 病棟の毎日 | Comments(5)