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ナースなロンドン ~Nursing in London~

nurselon.exblog.jp

Instagram始めました。


最近はナースな英語ばかりの投稿なので
ロンドンの生活やちょっとしたお出かけなどは
インスタに分けてアップしようかと。

よろしくお願いします。

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# by mango55mango | 2018-08-15 08:44 | インスタ | Trackback | Comments(0)

バイタルサインの異常を英語で報告する

Twitterではバイタルサイン測定時の
患者さんとのやり取りを
Tweetしていますが
ここではもう一歩進んで
バイタルサインの異常をDr.に報告する
という英会話をしてみましょう。

患者さんのバイタルサインが以下の通りだったとします。
BP 134/66mmHg P 67bpm RR 28bpm  SpO2 93% Temp 37.2c

呼吸数と飽和に異常が見られますね。
電話で医師に報告します。
ちなみにbpmは beat per minute と breath per minute の略。

Dr. Hello, Ortho SHO.
Ns. Hello, this is a staff nurse from Nightingale ward. Are you the Dr. looking after Mr. P?
Dr. Indeed. How can I help?
Ns. His Resp Rate is elevated and Saturation is 93%. He become very wheezy.
Dr. How many is the Resp?
Ns. 28.
Dr. How are the other obs?
Ns. The other obs are fine. Just 37.2 for temperature.
Dr. OK. Put him on 5L of oxygen. I'll be there right away.

医師 ハロー、整形のジュニアDr.です。
看護師 ハロー、ナイチンゲール病棟のスタッフナースです。Mr. Pの受け持ちDr.ですか?
医師 そうです。どうしました?
看護師 彼の呼吸数が上がっていて、飽和度も93%なんです。ゼイゼイしています。
医師 呼吸数はいくつですか?
看護師 28です。
医師 ほかのバイタルサインはどうですか?
看護師 ほかは大丈夫です。熱が37.2度なだけですね。
医師 OK. 5リットルの酸素をあげてください。すぐに行きます。

Ortho(オーソ)は整形外科Orthopedicの略です。
SHOというのはイギリスの医師のランクで
Senior House Officerの略。
ジュニアドクターのことをこう呼びます。
つなけて”オーソエスエイチオー”と発音します

Wheezy(ウィーズィー)は喘鳴を表現する形容詞で
医学用語ではStridor(ストライダー)と言ったりします。


電話でこれだけのことを報告するのに
初めのころはほんとに緊張しました。
対面で話すときとはまた違うんですよね。


日本で看護師をしていた時には
あまり呼吸数を記録していた
という記憶がないのですが
今はどうなんでしょう?

こちらでは
前回のポストで出した通り
Resp RateはObs Chartの一番最初に記録する項目です。
c0088696_22474523.jpg
心肺蘇生のコースを2年に一回受けるんですが
心肺停止に至るまでのバイタルサインの変化で
最初に変化がみられるのが呼吸数ということで
こちらでは非常に重要視されている項目です。
患者さんの前に立って
無言で1分数えるって言うのも
なかなか変な感じなんですけどね。



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# by mango55mango | 2018-08-14 17:11 | ナースな英語 | Trackback | Comments(0)

バイタルサイン

バイタルサインという言葉
実はイギリスではあまり日常的には使わないんです。
本の中には出てきますが
病院の中の会話ではほとんど聞きません。

では、イギリスの病院では血圧、脈拍などの
生きている兆候(笑)を総称して
何と言っているのか?


Observations (オブザベイションズ)

略して

Obs(オブズ)


という言葉を使っています。

それぞれを英語でどういうのかは
Tweetしています。



さて、こちらがそのObservation Chart 
略してObs Chart
俗にいう体温板です。
(板ってまだ言うのかな?表?)
表紙には普通に
名前とHospital Number(病院の登録番号)
病棟名、体重、主治医のチームの呼び出し番号などを書きます。
c0088696_22441097.jpg
三つ折りになっていて
中を開くと
まず左には緊急度をスコアで示す
NEWS scoreというのの説明があります。

c0088696_22460991.jpg
上から、呼吸数・・・Respiratery Rate
酸素飽和度・・・SpO2
酸素をいっている場合は量を書いて
体温・・・Temperature
c0088696_22474523.jpg
そして、血圧・・・Blood Pressure
もし普段の血圧より20mmHg下がったら
医師の判断を仰ぎ
40mmHg以上下がったら
すぐに助けを求めなさい
とありますね。
LとSというのは
時々医師の指示で
臥位と立位の血圧両方を測るよう
指示があるからです。
c0088696_22494764.jpg
心拍数・・・Heart Rate
正確には普段は脈を診るのでPulseですけど
心電図モニターを常時つけている科もあるので。
c0088696_22501562.jpg
下は意識レベル・・・Level of consciaousness
血糖値・・・Capillary blood glucose
NEW Score・・・これはいつか別にお話しします。
疼痛スケール・・・Pain score
便のスコア(というものがある)・・・Bowel socre
日々の体重・・・Daily Weight
となっています。

c0088696_22510044.jpg
これをだいたい普通の患者さんは
4時間おきくらい
急性期の患者さんは1-2時間おきに。
このほかにも
脳神経外科用のGlasgow Coma Scale Observation chart
静注/硬膜外の痛み止めを使っている患者さん用の
PCA(Patient Controlled Analgesia)/Epidural Ovservation chart
というのもあります。


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# by mango55mango | 2018-08-13 20:06 | ナースな英語 | Trackback | Comments(0)