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ナースなロンドン ~Nursing in London~

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Death and the Maiden

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画像はHPより拝借

またお安いチケットが手に入ったので
Mokoちゃんと
戯曲 Death and the Maidenを見てきました。

ミッションインポッシブル2でヒロインを演じた
タンディー・ニュートンが主演。
前から4列目だったので
細くてうつくし~い彼女を堪能しましたよ。

旦那役のTom Goodman Hillもどこかで見たことあるなあ
と思っていたら
BBCのOfficeに出ていたんですね。

とにかく息つく暇もなく進んでいく会話劇で
1時間半休憩なしでぶっ通し。
最後のほうはちょっと不可解で
結末はどうなったのかいまいち???でしたが
とっても楽しみました。




ビーチハウスで一人女がたたずんでいる。
彼女の名はポーリーナ。
彼女は突然の車の音におびえ、引き出しから銃を取り出した。
帰ってきたのは夫のジェラルド。
帰途で車がパンクし、通りがかりの人に乗せて来てもらったのだ。
銃をしまいながらも、突然口論が始まる。
ジェラルドは大統領との面談を終え
政府の高官に取り立てられることになった。
何かにおびえて泣き出すポーリーナ。

2人が寝静まったころ、1台の車がビーチハウスに現れ
ドアをしつこく叩く訪問者がいた。
先ほどジェラルドを車で送って来た男だった。
彼の名はドクター・ミランダ。
ジェラルドは彼を酒で歓待するが
その部屋の外で2人の何気ない会話を盗み聞き戦慄するポーリーナ。
帰ろうとするミランダをジェラルドは引きとめ
かれは泊まっていくことになる。
皆が寝静まった中、ポーリーナはミランダの眠る寝室に忍び込み
彼を襲い、リビングの椅子に拘束する。
彼の車のキーを取り出し出て行くポーリーナ。

朝日の中ドクターが気がつくとポーリーナが彼に銃を突きつける。
彼の車の中からとってきたカセットを流すポーリーナ。
それはシューベルトのDeath and the Maidenだった。
起きてきた夫は愕然とする。
ミランダを解放しようとする夫にポーリーナは銃を発砲する。
彼女が本気であることを悟る2人。

ここからポーリーナの過去が徐々に明かされ始める。
15年前、彼女は政治犯として誘拐され
拷問の上、強姦されていた。
そのときの犯人がミランダだと主張する彼女。
顔は見ていない。
しかし、声、言葉の使い方、そして肌と臭いが彼女を確信させていた。
さらに、その時の犯人はミランダを犯すときに
必ずシューベルトのDeath and the Maidenをかけていたのだ。
それ以来、彼女はシューベルトを聞くことができない。
高官の職を失うことを恐れる夫。
どうにかして彼女にミランダを解放させなくてはならない。

ポーリーナはミランダを殺すことが目的ではないという。
彼に全てを告白させ
それを録音し、記録し、保管しておくことが彼女を癒す唯一の方法だと主張する。
夫ジェラルドは彼女に全てを語らせ、それを録音し
ドクターにそれを聞かせ
偽でいいからと告白を強要する。
それが、この状況から逃れられる唯一の方法だと。

言われたとおりにするドクター・ミランダ。
彼の告白は録音され、彼の自筆で記録され、サインもなされた。
それらを封筒にしまい、満足そうなポーリーナ。
彼女は夫にドクターの車を取りに行かせる。
2人きりになったとたん
また彼女はドクターに銃を向け、彼を殺すと宣言する。
約束が違うと抵抗するドクター。
彼女は夫が録音した告白の中にいくつかの嘘を仕込んでいた。
それがドクターの供述の中では事実に摩り替わっていたという。
彼女を襲った一味の中の名前を嘘のものに変えてあったのに
ドクターの告白の中では彼女の知る本当の名前になっていたのだ。
ドクターは彼女の夫がそう供述しろと言ったのだと主張する。
本当の名前を知っていたのは夫なのだろうか?
ドクターは無実なのだろうか?
暗闇の中1発の銃声が響く・・・。

場面はコンサート会場に移る。
夫とともにシューベルトを聞くポーリーナ。
その背後に暗闇の中に浮かび上がるドクター・ミランダの影。
そちらに目を向けながらも
夫の隣でシューベルトの音楽に身をゆだねるポーリーナ。
果たして、ポーリーナはドクターを殺したのか。
ドクターは無実だったのか。
名前を変えたのは夫だったのか。
全ては暗闇に消える・・・。
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by mango55mango | 2011-10-24 00:11 | 舞台 | Trackback | Comments(0)
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