人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ナースなロンドン ~Nursing in London~

nurselon.exblog.jp

ロンドンで結婚式 日本とイギリスの結婚式の違いって?

ロンドンで結婚式 日本とイギリスの結婚式の違いって?_c0088696_644730.jpg


まず、決定的に違うのは
披露宴(レセプション)の時間の長さでしょう。
日本では長くても3時間ほどですよね?
こちらでは、大抵が”一晩”と考えてよいです。

まあ、もちろん人それぞれですが
大抵は午後もしくは夕方から始まって
夜中の12時に終わるのが一般的ではないかな?

アイルランドではもっと長くて
朝の4時や6時は当然!!!
って感じ。

日本のホテルのように
1日で3回披露宴会場をまわす
なんてことは考えられないです。

私達は
14時からTownhallでお式を30分ほどして
その後ロンドンの2階建てバスを借り切って移動。
15時半からシャンパンレセプション。
16時半から食事。
19時半からスピーチ。
20時過ぎから24時までダンスタイムでした。
長いでしょ?

このシャンパンレセプションって言うのは
日本でも控え室で皆水割り飲んでたりするよね。
あれと同じで、式と披露宴の間のワンクッションって感じ。
こちらではシャンパンが主流。
夏だと、イギリスっぽくピムスだったり。

そう、そして、更なる違いは
このダンスタイム!!!
ファーストダンスといって
はじめの一曲目は新郎と新婦が2人だけで
みんなの見てる前で踊るわけ。
で、その後ブライズメイドとベストマンが加わり
みんなも加わる、といった次第。
日本じゃこっぱずかしー
ってなるけど
こっちではお父さんお母さん世代のほうが
張り切って踊ってたりする。

あと、スピーチも違うなー。
スピーチするのは
新郎の父
新婦の父
新郎
ベストマン
っていうのが一般的。
最近は新婦やブライズメイドもしゃべったりする。
内容としては
暴露話で落としておいて
ほめて持ち上げる。
で、乾杯で〆る。
というのがほとんどじゃないかな。

そもそも、このブライズメイドとベストマンって何をするの?
ってことだけど、
基本的にはそれぞれのサポートってこと。
そして、HenやStagと呼ばれる
独身最後の馬鹿騒ぎをオーガナイズするのが主な仕事。
私はHen Doをしなかったので
いろいろ、クッキーを焼いたり、クラフトしたり
って言う雑用をいっぱい手伝ってもらいました。
あと、ベストマンは式のときに指輪を持つ。
ブライズメイドは花嫁の裾をもったり、ブーケを持ったり
と身の回りのお世話も仕事のうちかな。

こちらでは新郎が式の前に新婦のウェディングドレス姿を見ると
縁起が悪いという迷信があって
なので、前日は別々に過ごすのが一般的って言うのも違うなー。
私も、ブライズメイドたちとホテルに泊まりましたよ。
相棒はいつもどおり自宅で。
だから、式の会場にも別々に入るので
相当気を使います。
友人とかに(私の場合いとこをつかって)
「もう、式場に入った?行っていい?」
と電話しまくり。
相当めんどくさかったです。

ああ、あとお色直しもないですねー。
する人もいるけどさ。
たいていはマイナーチェンジくらいかな?
色のついたリボンをベルトにするとか
ヘッドドレスを変えるとか
ジャケットやボレロを脱ぐとか。
わたしも式はヴェールをつけ
レセプションはブライズメイドの一人が作ってくれた(!)ヘッドドレスに
変えて、髪型もちょっとだけダウンスタイルに変えました。
ドレスはそのまんま。

あと、ブーケトスとかガータートスとかも見たことない。
ファーストバイトもないですねー。
アメリカから来てるんだな、きっと。

友人たちがやる余興もないです。
まあ、よっぽどの特技があればやってもらってるときもあるけど。
プロ並みに音楽やダンスをやってるとか。
スライドショーもないですね。
その代わりに父親やベストマンが
スピーチで二人のエピソードを色々言ったりします。

日本では親は末席でしょう?
こっちでは、トップテーブル(日本で言う高砂)に一緒に座っちゃってるよ。
主賓ていうのもないし、上司を呼ぶとかもないですねー。
親戚もトップテーブルの近くに座るし。
どっちかっていうと友人たちの席が一番遠いかなー。

ところ変われば、色々違うものですねー。
by mango55mango | 2014-08-01 05:52 | Wedding
<< ロンドンで結婚式 準備編 ~W... ロンドンで結婚式 準備編 ~予算~ >>