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ナースなロンドン ~Nursing in London~

nurselon.exblog.jp

イギリスの看護師の休暇事情

イギリスの看護師ってお休みとれるの?



ずばり、とれます。
年休余るとかありえませんから!

フルタイムのロングデーシフトで働いていると
年間だいたい16日~20日くらいの有給休暇があります。
その病院で働いた年数にもよります。
16日と聞くと少ないようですが
あくまでロングデーの16日ですから!

ロングデーとは1日11.5時間の半日勤務。
うちの病棟は基本8時ー8時半勤務。
日勤が8時から20時半まで。
夜勤が20時から8時半まで。
シンプルです。

NHSは週に37.5時間勤務がフルタイムなので
ロングデーシフトだと
4週間で13日働けばいいことになります。
ということは
16日年休があったら
1ヶ月ちょっと休めますね。
数字上はね。

で、ほんとに休めるのかというと・・・




ほんとに休めるんです。

海外から働きに来ているナースも多く
中には子供を自国に置いて出てきている人も。
みんな休みを取っておいて
前後のシフトをやりくりして
1ヵ月半丸々帰省するなんてこともあります。

うちは2週間以上の休みを取るときは
Managerに文書でリクエストして
お伺いを立てないとだけど
今までNoって言われたことはありません。
年休消化は当然の権利。
とらないと反対に怒られるし。

もう、ほんと
この休みの取りやすさのためだけに
イギリスで得意でもない英語で働いていた
といっても過言ではない。

ま、今は結婚しちゃったんで
しょうがないですけどね。
あはは。

私はだいたい
3週間くらいを毎年日本に行くのに使い
後の残りは相棒と
1週間単位のホリデーを
年に2回から3回というところ。
相棒は会社勤めですが
年休は4週間分ほどですね。
ナースや学校の先生などは普通のオフィスワーカーより休みが多いのです。

日本は今はどうなんですか?
こちらに来る前に国立病院で働いていたときは
年間40日強の年休があっても
取れるのは良くて15日とかでした。
あとは捨てるしかない。
それ以前の私立病院のときは
年度末に残った年休をお金で払っていた。
そのときはそんなものかと思って働いていたけど
やっぱりおかしいよねー?!

by mango55mango | 2015-03-12 15:16 | 病棟の毎日
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