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ナースなロンドン ~Nursing in London~

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日本と英国の医療の違い~退院編~

退院の事を色々書いてて思ったのですが
イギリスの退院や転院って
ほんとになんです!
日本じゃ朝の回診で突然
「じゃあ、経過もいいんで、今日退院ですね。」
とかありえなくないですか?
せめて、翌日とかじゃない?

こちらではほんとその日の午後帰しますからね。
手術の翌日とかでも全然ありです。

建前としては
医療的にすることがないのに病院にいるのは
感染の機会を増やすだけ
ということをよく言います。

この、医療的というのは
ドレーンなどの浸襲的処置
抗生物質などの経静脈投与
浸出液や感染による頻回な処置
などで
術後からの体力的な回復
というのは一切含まれません。
体力の回復は自宅でも出来る
という概念ですね。
抗生物質も経口でOKなら退院。
ガーゼ交換も1日1回なら訪問看護にして退院。
術創の糸やクリップが残っていても退院。
抜糸はGPでやってください、ってことになります。

本音としては
医療がただなので
患者さんが病院にいればいるだけ
NHSの予算の無駄
って言う事です。

日本の病院は独立採算制なので
患者さんが病院に一定期間いれば
儲けになりますよね。
(長期間いると保険の点数が落ちるとかいろいろあるけど)

NHSの病院では
ベッドの回転率が悪いと
その分Service Managementの上の方から
いろいろと文句を言われるわけです。

転院に関して言えば
地元の病院に紹介しますね、とは事前に知らせますが
転院自体はその日の昼に分って午後には転院
というのが殆どです。

スタッフのほうとしても
ほんと慌てます。



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by mango55mango | 2015-06-02 17:52 | 病棟の毎日 | Trackback | Comments(0)
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