人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ナースなロンドン ~Nursing in London~

nurselon.exblog.jp

続アイルランドの結婚式

続アイルランドの結婚式_c0088696_14573041.jpg




続アイルランドの結婚式_c0088696_14565872.jpg

LANGTON'S一見ただのパブのよう。
中に入ると確かにパブなんですが、長屋のように縦にずーっと長くて
パブを過ぎるとレストランがあり、
さらにバンケットホールがあり、
さらに庭に出て、
その奥にガーデンスイートがあるというとんでもないつくりになっています。
1983年創業だそう。
隣に座った相棒のいとこのポーによると
2~3年で来るたびに内装がガラッと変わってるそうです。
今回はちょとちょっとアジアンテイストが入った内装だったかな。

100人以上の招待客。とても大規模なレセプションでした。
半分はファミリーだったのでは?
さすがアイリッシュファミリー。

まずは挨拶も何もなく、食事です。
全部2品から選べるようになっていて
前菜にトロピカルフルーツ盛り合わせ、
スープにシーフードチャウダーを選びました。
メインはビーフかモンクフィッシュでしたが、
キルケニーは内陸だし、と思い
ローストビーフにしました。
デザートはプチシューのチョコレートソースがけ。
全体的に大味でしたが、まあまあおいしかったです。

チンチンチーン!
グラスをたたいてベストマンが皆の注目を集めます。
スピーチの始まりです。
まずは新婦のお父さん。
続いて新郎のお父さん。
どっちも長い、ながい。
新婦のお父さんは、新郎が彼に結婚を告げるときにどんなだったか
と言うのをジョークを交えて披露。
新郎は長距離のトラックドライバーなのですが
新しいトラックを買ったからちょっと見て下さいよー、と家の外に連れ出し、
俺達結婚します!
とやったそうです。
新郎のお父さんも負けじと、
自分の兄弟を使って演技させ、2人のエピソードを再現したりして。

えー、新郎新婦の親って、もっとまじめなはなししなくていいのー?
って思っちゃうような陽気なスピーチでした。
といっても、アイリッシュなまりがとても強いお二人で
何言ってるのかさっぱり分からなかったんですけどね・・・。
相棒に通訳してもらいました。
弟の彼女が「アイルランド人の私でも時々分からないところがあった。mangoかわいそうだなーと思ってたのよー」と言っていたのですごいなまっていたようです。

続いてブライズメイドとベストマンのスピーチ。
ブライズメイドは新婦の妹、ベストマンは新郎の弟というだけあって
こっちもぶっちゃけ話に終始してました。
若者の英語はよくわかりましたー。
良かったー、私の耳がつたないわけじゃなかったんだ、と安心。

そして、新郎の兄弟がお祝いのカードを読み上げてました。
スピーチの前にはケーキカットもあったし
(ちなみにケーキは新郎のお母様の手作り)
日本と似てますねー。

しかし、ここからが日本と違う!

スピーチが終わったところで、いきなりテーブルが脇に寄せられて、
舞台の上にバンドが登場。

ダンスターイム!!!

まずは新郎新婦が1曲。
それにベストマンとブライズメイドたちが加わり1曲。
そして、どんどん皆が加わって、おじちゃまもおばちゃま達も大はしゃぎの
ディスコタイムとなるのです。
会場の後方には大きなバーがあって、ここで飲み物を調達します。有料です。
バンドが終わった後もDJが登場し、踊っては飲み~、踊っては飲み~、のエンドレス。

6時から始まったレセプションも、すでに12時近くなり、DJも片づけを始めました。
さて、そろそろ・・・・

と思うでしょ?
ここからは場所をバーに移動して、
飲み~、飲み~のエンドレスですよ。

新郎新婦ももちろんまだいます。
新婚初夜はどこに行ったんでしょうか~・・・。
いいのかな~。

私たちは2時でホテルに引き上げましたが、
結局4時くらいまで皆飲んでたみたい。
まあ、LANGTON'Sに部屋を取ってる人が結構いたので、
上に行ってベッドに直行すればいいだけですもんね。

と、こんな感じで、アイルランドの結婚式は夜通し続くのです。
by mango55mango | 2007-09-04 15:41
<< 宴が終わって・・・ アイルランドの結婚式 >>