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ナースなロンドン ~Nursing in London~

nurselon.exblog.jp

ナースな英語

OSCEに無事受かって
Supernumerary(先輩について働く、定員に含まれない)も終え
一人立ちを始めたジューンを見ていると
自分の働き出した頃を思い出します。

ナースとして体は動くけれど
英語がぜんぜんつたなくて
電話一本とるのにもビクビクしていたっけ。
ドクターたちは早口なので
指示を受けるのにもドキドキしてた。
なるべくナース以外のスタッフとは
関わらないように
避けまくってたなあ。
患者さんも英語の通じない人や
意識のない人だと
ホッとしたりして。

そこへいくとジューンは
フィリピン人で英語はほぼネイティブ。
自国で2年弱のナース経験もあるので
自信無さげながらも
サクサクとこなしているようす。
頼もしい!

というわけで
どんなに自分が英語で苦労したか思い出したので
これからイギリスの病院での
日常英会話をピックアップして
いこうかなと思い
新しくカテゴリーをつくります。
題して
「ナースな英語」!
どうでしょう?

どんな場面の会話が知りたいか
コメントしてくれたら
嬉しいです。




# by mango55mango | 2018-06-29 18:36 | ナースな英語

イギリスで看護師になる 朗報!

NHSで海外からのナースの雇用が再開されました!

2年位前からニュースで言われていたのだけれど
うちの病院ではとんと見ないので
忘れていました。

が、うちの病棟にもFilipinoのジューンが
OSCE生として働き出しましたよ。

フィリピンとイギリスは政府間で看護師の雇用の協定を結んでいるので
ナースの国外輸出(?)は国政のようなもの。
2008年あたりからぱったりとなくなった
Oversea Nurseの雇用がまたここに来て始まったのね。

イギリスのEU離脱で
EU内からの看護師の雇用がめっきり冷え込み
国内のナース不足は深刻とここ1年ほど報道されていて
やっと現実に動き出したのが
ジューンが入ったことで実感できました。

彼女はフィリピンでCBTを受け
エージェントを通じてうちのNHSトラストの面接をフィリピンで受けて
3ヶ月前に渡英してきたの。
そして、先月、見事OSCEに合格。
NMCのPINを獲得しました!
先週から独り立ちで働き始めています。

先に述べたように
フィリピンはナースの海外就職斡旋のエージェントがたくさんあって
ちょっと特殊ですが
これでまたNHSの門が外国人ナースにも開かれて行く事になると思います。
Brexitが進めばもっとそうなるかも。

また、日本人ナースがNHSでヴィザを取れる日も近い、かな?

# by mango55mango | 2018-06-09 16:57 | イギリスで看護師になる

イギリスで看護師になる 2018

NMCの制度がまた変わりました。


前回の記事ではONPについて触れていますが
このONP自体がなくなり
CBTとOSCEというテスト方式になりました。

CBTと言うのは
コンピューター方式のマルチプルチョイスのテストで
UK国外でも受けられるそうです。

そして、OSCEはUK国内で受ける
対面式のシュミレーション式のテストで
マネキン、もしくは患者の演技者に対する看護のスキルを
試験管に審査されるようです。

どちらのテストも2回まで受けられるんだって。

英語のテストは変わらずIELTS7.0以上か
もう一つOETって言うのでも良くなったみたい。

イギリス国外の経験は、2年だったのが1年に短縮された模様。

詳しくはNMCのウェブサイトで。






# by mango55mango | 2018-03-05 00:58 | イギリスで看護師になる